Profile

Hyde Niwaプロフィール

定年後移住する2022年まで国内B社で主にネットワーク製品に関するトラブルの切り分け調査、調査手法の構築、調査担当育成、ユーザサポート員の技術指導、設計審査員を担当。

ブ社のN(当時)。
IEEE、RFCなど規格原文と実際の事象経験を基にしたネットワーク知識と、主にWireSharkを駆使した調査解析を行ってきました。

技術者略歴

1983年から1985年頃まで、某技術者派遣会社から某M重工に派遣。
スペースシャトル利用実験 実験装置のうち2実験用の1装置開発取り纏め担当。
NASDA(現JAXA)対応、NASA設計審査対応、実験実施候補者である毛利、土井、向井の3氏への装置レクチャ実施。
1985年H-Ⅱロケットメインエンジン用圧力センサ開発取り纏め。

派遣終了後1986年~1987年H-Ⅱロケットメインエンジン燃焼試験制御コンピュータハードウェア開発取り纏め。

1988年~1989年、湘南の某M社に派遣。フライトシミュレータ制御ソフトウェア開発。

1991年~1992年、江南の某S社に派遣。LAN製品開発チーム取り纏め。
各種PC用DOS LANボードドライバソース一本化。
DOS用TCP/IPプロトコルスタックのEMS常駐ローダを開発。
PC98、98note用LANアダプタのVCCI取得。
業界初10万円を切る10BASE-T HUBの開発を主導。
ADPCMサウンドボードのハードウェア開発。

1993年、メ社(現B社)に転職。
サウンドボード、サウンド+グラフィックボードのハードウェア開発。
100BESE-TX, 100VG-AnyLANのLANボード、スタッカブルHUB、ISDNルータなどの開発取り纏め。
DOS用ネットワーク共有ソフトのWindows95対応開発を主導。
DOS/Vパソコンパーツ選定とマーケティングを担当。Intel Japan主導のIAA対応担当。

2001年から急増していた無線LAN問い合わせ対応に駆り出され、同年問い合わせデータなどに基づいたユーザビリティ改善プロジェクトのPLに任命される。設計審査に、主にUI面での審査員として参加。
2002年前後、ブロードバンド接続に関する問い合わせについて、業界での用語用法の混乱と設定方法の困難さを解決するべく、自らの発案で日本プロバイダ協会に働きかけ、ブロードバンド(BB)普及部会に参加、「インターネット接続サービスにおける名称の標準名称・及び接続パターンに関するガイドライン」制定に貢献。また、日本ホームゲートウェイ連絡会を創設
2004年前後、JEITA ワイヤレスLANセキュリティタスクフォースに参画。
2005年前後、総務省無線LANセキュリティWGに参画。

2002年以降、法人向けネットワーク製品トラブル調査担当としてトラブル現地調査を開始。また、JAIPA BB部会などでのユーザビリティ調査のため、コンシューマユーザユーザ自身での設定にユーザ宅内で立会い調査実施。

2009年前後から、コンシューマユーザ宅でのトラブル現地調査を開始。パケット採取とRFC、IEEE規格などに基づく調査手法や、連続してパケットや内部ログを採取する調査装置の開発を主導し実戦投入。また、トラブル事例データを基に全般の設計審査に審査員としてかかわるようになる。

2017年、改めてコンシューマ向け無線LANルータのユーザビリティ向上活動をJAIPAに働きかけ、ISP各社、ルータベンダ各社を含むWG発足。2018年6月に「ブロードバンド関連用語の標準化に向けた検討会 提言」を取り纏め発表。

2008年以降、トラブル調査切り分け要員を3名育成。論理思考、WireSharkを使った調査とレポート作成術、ネットワーク機器の動作原理、ネットワーク規格、ソフトウェア不具合を生む要因とあぶり出し手法などを徹底してレクチャし、独り立ちさせた。
また、ユーザサポート窓口のバックサポートと技術指導を担当。

2022年までに調査未踏県は鳥取、岡山、香川、佐賀、宮崎、鹿児島の6県。プライベートも含めた未踏県は鳥取、岡山の2県。

海外出張先:台湾(一時期はほぼ毎月)。香港経由、中国・東莞。韓国ソウル(ユーザ宅トラブル調査)。米国Las Vegas(展示会視察、2回)。米国Austin、Aurora(コールセンタ視察とサポート員との懇談)。

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